院長紹介

院長紹介

院長 三戸岡 直樹(みとおか・なおき)

試行錯誤の末に見つけ出した「本当の入れ歯の作り方」

院長 三戸岡 直樹(みとおか・なおき)
私の30年以上におよぶ入れ歯作りは、試行錯誤の連続でした。その時は確信を持って作ったはずの入れ歯が、2~3年経つと不具合が生じるようになる。「どうしてなのだろう?」「本当にこの作り方でいいのか?」と何度も悩みました。そうした状況に光明が差し始めたのは、リハビリ入れ歯を使った作製方法に出会った時からでした。今までは2~3年経つと吸い付きが甘くなっていた入れ歯が、リハビリ入れ歯を使って作製することで、10年経った入れ歯も、装着時の違和感を感じにくくなりました。私は「これが本当の作り方だ」と確信するにいたり、自分の入れ歯作りに自信を持つことができるようになりました。

「何も問題ありません」と言われる入れ歯作りを目指して

入れ歯の定期メンテナンスなどで訪れた患者様へ、「入れ歯の調子はどうですか?」と尋ねた時に「何も問題はありません」と言われるような入れ歯が、私の目指す理想的な入れ歯です。作ったばかりの入れ歯の吸い付きが良かったり、快適だったりするのは当然のことです。しかし、10年経っても「何も問題ない」入れ歯を作るのは簡単ではありません。そのためには、やはりそれ相応の経験が必要になると思います。

私はこれまで30年以上入れ歯を作り続けてきましたが、決して今の技術に満足しているわけではありません。今でも月に1回は義歯の研修会に参加するなどして技術に磨きをかけています。これからもそうした"貪欲な姿勢"と"こだわり"を失わず、研鑽を積んで、患者様により良い入れ歯を提供してまいります。

略歴

昭和57年 大阪歯科大学卒業
昭和60年 現在地に開業
  • 日本口腔インプラント学会会員
  • 日本アンチエイジング歯科学会会員
  • サプリメントアドバイザー
  • 日本歯科DNA研究会会員
  • 歯科DNAアドバイザー
  • 再生歯科フォーラム会員
  • ドライマウス研究会認定医
  • 日本臨床歯周病学会会員
  • 日本顎噛合学会認定医
  • 日本歯内療法学会会員
  • AEP日本歯内歯周管理学会会員
  • 日本歯周外科学会会員
  • 日本歯科審美学会会員
  • ADI(国際歯科生涯研修学会)日本部会理事
  • 国際レーザー歯科学会会員・認定医(カテゴリー2)
  • ITIインプラントマスターコース終了・CIDクラブメンバー

院長が考える入れ歯治療とは?

入れ歯作りで最も大切なのは、最初の型取りと診断です

入れ歯作りで最も大切なのは
入れ歯作りにおいて最も大切なのは、最初の「型取りと「診断」だと考えています。歯科医院での型取りの精度が悪いと、いくら腕のいい歯科技工士に作製を依頼しても、品質の高い入れ歯を作ることはできません。当院では型取りをした後、患者様ごとに診査用模型(規格模型)を作製し、これに現在ご使用中の入れ歯をはめてみます。このように、患者様に現在の入れ歯の噛み合わせのどこが悪いかを直接目でみていただき診断してから、新しい入れ歯作りを開始するようにしています。

入れ歯は歯科医師の技術が如実に反映される治療です

入れ歯は詰め物・被せ物やインプラント治療以上に、噛み心地に差が出ます。そのため、入れ歯の作製工程はひとつひとつ、きちんとおこなわなければ、満足度の高い入れ歯を作ることはできません。幅広い症例経験や技術が如実に反映されるのです。
また入れ歯治療において当院での保険治療と保険外治療の違いは入れ歯装着後の吸い付きや食べ心地の安定性の期間の差が主です。金属床だからとかの材質の差ではありません。最初の型どりが悪ければ保険外治療のBPS精密義歯・金属床・シリコン義歯なども2違いは~3年経てば吸い付きは甘くなってきますので患者様もよくお考えになってください。
要するに正しい噛み合わせの状態でいかに型どりに時間をかけて行うかが重要になります。ただ単に口を開けたままの状態での型どり、2~3回噛んでの短時間での型どりでは私の見解としては長年安定した噛み心地の義歯はできないと思っています。
当院も30年以上におよぶ入れ歯作りの中で、試行錯誤を重ねてきました。お口の中というのは、髪の毛が1本入っただけでも気づくほど繊細な部分です。入れ歯作りにおいても、紙1枚分程度の厚みが違うだけでも装着感が変わってきます。当院ではいつまでも快適にお使いいただける入れ歯の提供を目指します。

問題がなくても定期メンテナンスは受けましょう

問題がなくても
入れ歯を作られた患者様には、半年に1回程度の定期メンテナンスをお願いしています。痛みなどの違和感がなくても、気づかないうちに入れ歯で不具合が生じている場合があるからです。問題があるまま使い続けると、入れ歯の破損に繋がる恐れがありますので、不具合がなくても定期的にメンテナンスを受けられるようにしてください。

良い入れ歯には安定剤は必要ありません

「入れ歯を快適に使い続けるためには、安定剤が必要」とお考えではありませんか?そうとも限りません。安定剤を使わないとしっかり噛めない入れ歯は、何か問題があると考えてもらってよいと思います。

安定剤はドラッグストアなどで簡単に手に入るため、歯科医院で診てもらわずに済ませようとする方もおられます。しかし、安定剤を使うと歯茎が痩せてしまい、かえって入れ歯が合わなくなる場合があります。入れ歯を長持ちさせるためにも、歯科医院できちんとメンテナンスを受けるようにしましょう。

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